焦点、絞りとボケの関係
今回は下記三つのレンズでボケの強さについて調べてみました。
- AF Nikkor 50mm f1.8D
- 中一光学Creator 85mm f2
- AF-S Nikkor 24-120mm f4G ED VR
異なるレンズが(特に点焦点とズーム)異なる画質と異なる色の出方がありますが、画質と色は今回の検証対象ではないため、違うレンズでもボケの強さについて検証できると思います。
フォーカス対象は戦車に乗った少女たちのフィギュアです。同じ視野を得るため焦点距離を変えることに応じて被写体距離を調整します。
下記のことを検証するために順番で写真を並べました。
- 絞りとボケの関係:50mm f1.8 vs f2
- 焦点とボケの関係:50mm vs 85mm f2
- 焦点、絞りとボケの大乱闘:85mm f2 vs 120mm f4
50mm f1.8
120mm f4
考察
- 絞りとボケの関係:50mm f1.8 vs f2
f1.8とf2のボケの強さの違いは目視で本当に分かりません。 - 焦点とボケの関係:50mm vs 85mm f2
焦点が変わることによって画角が変わってくることが見られていますが、ボケの強さの違いは目視で確認できませんでした。 - 焦点、絞りとボケの大乱闘:85mm f2 vs 120mm f4
85mmから120mmに焦点が変わると画角が変わりましたが、f4のボケがf2より薄いと見られています。120mm f4が85mm f2同じ強さのボケを出すことができないと考えられます。
結論
(同様な視野を得た場合に)同じ絞りで焦点を変えてもボケの強さは変わりませんでした。焦点を伸ばしたとしてもf値が小さくなるとボケが薄くなります。それによってボケの強さは絞りに繋がることが確認できました。
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